客人来る&オルソ開始

 先日ジムに行くと、途中からおじさん・おばさん・子ども・若い男性が何人か入ってこられて、練習に参加された。
 初心者かなと思ったけど、どうやら全員経験者の模様。

 そのうちおじさんだけは座って見ておられたので、母子がやっていて父親がいつも見ているパターンのようだった。
 チラ見しつつ自分も練習していると、おじさんに「攻撃綺麗やね、なかなかあんなにまっすぐ打てるもんじゃないよ」と褒められたので、お礼を言いつつも「この人、いつも母子を見てるからある程度わかるっていうだけだろうな。でないとこんな微妙な打ち方を褒めるわけがない」と心の中でため息。
 さらに「自分ではまっすぐできているとは思わないんですが……」と言うと「確かにたまに(腕が)下がるね」と言われたので、「げ、夫と同じこと言う……素人目にもわかるほどなんだな」と落ち込み。

 それにしても子どもが上手かった。小さい体なのにあのサマになる動き。横でサンドバッグを打っている私に「すげー!」と言ってくれていたけど、君の方がすごいからね。・゚・(ノ∀`)・゚・。大人になったら私がありんこに思えるくらい強くなれるよ……。
 おばさんは普通で、若い男性はちょっと変わった感じだったけど結構上手かった。

 で、一通り体を動かして、みんな一緒に帰って行かれた。……ん?
 帰り際に会長とおじさんから「今度おばさんと(マスやスパー)どうですか」と言われたので、ぜひお願いしますと言うと、おじさんが「また連れてきます」とにっこり。……あれ?
 待てよ待てよ、若い男性は入門希望者かと思ったけど違ったの?みんな一緒に来たの?一人は20代後半だと言っていたし、おじさんおばさんの見た目年齢からすると家族でもないよね?と、帰られた後にまさかと思って会長に聞いてみると、なんと他のジムの方々だった。
 ということは、私が単なる会長の知り合いの見学者と思っていたおじさんはそのジムの会長!?
 うわああまたやってしまったあああ!!ちょっと目が肥えてるマネージャー気取りのおっさんとか思ってごめんなさああああい!!!

 いや待て、ということは、私ができないできないと嘆いているワンツーは実はちゃんとできているのでは。後は腕が下がらないようにすればとりあえずOKということでは。
 そうだよ!ここ2週間、ジム以外でも暇さえあればひたすらワンツーばかり練習して、家でも夜遅くまで夫に付き合ってもらってやったんだから、全く進歩がないわけがない!自信を持つんだ、自信を!(漫画の主人公フレーズ)

 ……それだけやってワンツーしかできないのかというのはとりあえず置いておいて。
 色んな人に空手打ちになっていると言われ、(空手が)週1だったとはいえ何年もかけて染み付いた癖を2週間そこらである程度矯正できたことはすごいと思うべき!
 それにワンツーは最も大切な基本だから、今しっかりやっておかないと。

 以上、自己暗示でしたorz
 
 とりあえずありがとう夫!マイスウィートトレーナー(´∀`*)
 ジムは平日はトレーナーや会長のいる時間帯に行けないし、なかなかマンツーマンでは教えてもらえないからなぁ。

 
 あと本日からオルソ開始。ちょっと遠いけど大阪で良い眼科を見つけたので、そこにお世話になることにした。
 他の眼科は、ド近眼は回復の見込みが少なくお金にならないためか軒並み断られたけど、そこは「どえらい近眼ですねー、ははは。まあとりあえずやってみましょうか」というノリで検査してくださった。
 そういえば前に言っていた眼科、結局資料すら送ってきてないよな。まああんな対応をされてはお願いする気にならないからいいけど。

 検査はパスしたので、後は効果があることを祈るのみ。左目に乱視が出てきてテストでも効果が出なかったので心配だけど、やってみるしかない(´;ω;)
 睡眠時間を7時間確保するのも難しいけど、これもとりあえずいつも通りの時間でやってみるしかない。ほんとこれが何とかならないと試合には出られないので、ただただ神頼み(>人<;)  神様仏様おばあ様、なにとぞー!

ちゃんとお手入れしてます

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「もーグローブ可愛いめっちゃ可愛い!小動物みたい!」
「でもそれで人殴るんやろ」

 (´;ω;)
 

 最近は構えをガード重視のスタイルに変えて地味ーに練習中。
 というのも、私は足を使うのが苦手で器用な真似もできず突っ込んで行くタイプなので、ファイターの方向で行くことにした。
 過去に、今からやるならベタ足かフットワークのどちらが良いかを空手の先輩に聞いたところ「ベタ足」と言われ、夫からも「打たれながら行くタイプ」「泥臭いタイプ」、トドメに「そもそももっちゃんが華麗なプレイをしているのが想像できない」とまで言われたというのも大きい。やかましいわ!

 そう呼ぶのは日本だけらしいけど、ボクサーには、フットワークを使い相手との距離を取って華麗にパンチを決めていくボクサー(アウトボクサー)と、ベタ足でガードを固めつつ相手の懐に飛び込み打ち合いに持っていくファイター(インファイター)、両方こなすボクサーファイターの3タイプがある。
 先日の試合ではボクサーとボクサーファイターがほとんどで、ファイターと言える人は1人しかいなかった。プロでは沢山いるけど、練習生では珍しいと思う。空手の試合でもベタ足タイプはそうおらず、極めているのは師範クラス……。
 ファイターはボクサーよりパンチ力・スタミナ・打たれても怯まない度胸と根性が必要なので、大人しくフットワークを練習した方が良い気はするけど、それで中途半端になるなら元々ある根性とありそうなスタミナを伸ばした方が良い気もするので、とりあえずその方向で。パンチ力は……うーん……(^ω^;);););)

 空手ではただただ突っ込んで行くだけだったけど、今度からはちゃんと考えて、今の自分に何が必要かを見極めて練習していく。そうして行ける所まで行くのがボクシングを始めた大きな目的なので、「どうせバカだし」と開き直らないで(笑)頑張ろうと思う。

 ちなみに夫はアウトボクサーで右利きの天然サウスポーという非常に希少な存在。いいなーかっこいいなーちくしょー!もうやらないならその才能ちょーだいよ!!ヽ(`Д´)ノ

格闘技も武道であってほしい

 先日、小さめのボクシングの試合を観に行ってきた。
 広ーい体育館を6つぐらいに区切ってそれぞれのスペースでやる空手と違って、中央に設置されたリングでみんなに注目されながらやるんですね……めっちゃ怖い……。

 試合の雰囲気は大体こんな感じ。

○小学生→子どもの殴り合いの喧嘩
○中学生→ちょっと綺麗な喧嘩
○高校・大学生→殺し合い時々ボクシング
○女子→女同士の殴り合いの喧嘩
○オヤジ→ボクシング時々殺し合い

 女子の試合は少なかったけど、その中でダントツに上手い子がいて、相手が完全に怖気付いて一瞬で勝負が決まった。相手が明らかに初心者のおばちゃんだったとはいえ、すごかった。
 リングに上がった時に手を挙げながら笑顔でリングを歩き(走り?)回るというパフォーマンスをさらっとやってのける……こういう子は自分の実力に自信があって、実際強いのだろうと思う。
 丁寧にお辞儀をしている対戦相手は完全空気扱いで、とにかく「みんな私を見て」な態度だったのでめっちゃ腹立ったけどね!
 ボクシングなのでそういう人がいた方が面白いのかもしれないけど、相手をないがしろにするのは頂けない。今の自分では実力も体重もダメダメだけど、張り倒したい気持ちでいっぱいだわ(^ω^#)

 ちょっと驚いたのは、多くの人がリングに上がった時・降りる時に各方面にお辞儀をしていたこと。テレビの試合で見覚えはあるけど、礼儀正しい人が自分の意志だけでやっているものだと思っていたので、ちゃんとマナーとしてあるんだ、いいなぁと思った。
 私のいるジムも、会長が剣道をやっておられたためか、正面の書道の飾りに向かって練習開始・終了の挨拶をするという実に武道臭い決まりがある。小・中学生は恥ずかしがってやらない子が多いし、大人でも正面に向かって言う人はあまりいないけど。
 空手では正面に土下座(笑)するので、私はそれ自体に抵抗はないけど、一人で声を張り上げるのがちょっとやりづらい。でもそれを言うとみんな元気に返事をしてくれるし、自分も返したくなる。それぞれが別々に行う練習の中で、挨拶がほぼ唯一の会話と言ってもいいので、大切にしていきたい。

 挨拶と言えば、主に試合開始時と終了時にお互いのグローブをこつんと合わせるのがすごく好き。見たところ負けた方がそのままコーナーに行ってしまって、勝った方がやりに行くことが多かったけど、いい試合だった時は自分達でもそうだとわかるようで、ちゃんとリングの中央でやったり抱き合ったりしてお互いを称えていた。空手は基本的に決められた線まで下がって礼をするだけなので、ああいう微笑ましい光景を見たことがなかった。

 私もいつかやりたいなぁ、こつん(´ω`*)
 夫とのスパーもどきの時に片手で軽くやっていたけど、なんか可愛いというかほわ~っとなる。
 ……戦闘の挨拶のはずなのだけど、最近グローブがもふもふのペットみたいに見えるので仕方ない。
 打たれてもいないのに頭がどうかしている模様。